2017年01月01日

TOP(記事はこの下からになります)

栃木県壬生町で毎週日曜日に譲渡会を開催している「みぶ里親会」のメンバーとして活動しています。
現在飼い猫4匹のほか、里親募集中の6匹の猫達と暮らしています。
新たな保護ができる余裕がないため、現在は今我が家で保護している子達の里親探しの他、相談者さんとの電話やメールでの応対(相談現場に出向くことも多々あり)、保護主さんや預かりさんのフォロー、TNR、里親会参加犬猫の譲渡交渉・お届け・追跡等を行っています。

みぶ里親会では毎週日曜日に壬生町のイオンで譲渡会を開催しております
様々な経緯で行き場を失った犬猫が多数参加しています。
是非足を運んでみて下さい。

みぶ里親会の近況については、みぶ里親会Facebookページ、メンバーさんのブログもご覧ください。

里親会メンバーさんのブログ&サイト
📖2人と5頭プラスわん (うめめさん)

県北にお住まいの方は那須塩原で里親会を開催している「西那須野いぬねこ里親会」さんも是非足を運んでみて下さい。古くから交流のある団体さんです。



【我が家で保護している里親募集中の子達】
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デイジー♀
3歳
2013年4月生まれ
多頭繁殖現場から保護しました
★募集詳細⇒こちら
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エリカ♀
3歳
2013年5月生まれ
多頭繁殖現場から保護しました
★募集詳細⇒こちら
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 まる♂
推定5歳
推定2011年年生まれ
飼い主死亡多頭崩壊現場から保護しました
★募集詳細⇒こちら
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 らく♂
2歳
推定2013年10月生まれ
職場に住み着いた猫のTNRの際に保護しました
★募集詳細⇒作成中
 カプリ♀
5歳
推定2011年4月生まれ
職場に住み着いた猫のTNRの際に保護しました
★募集詳細⇒こちら
DSC_0909 (2).JPG ネロ♂
5歳
推定2011年4月生まれ
職場に住み着いた猫のTNRの際に保護しました
★募集詳細⇒こちら


現在多忙のためブログ更新頻度が低下しております。
コメントへの対応も時間が取れないことが多いため閉じさせていただいておりますのでご了承ください。
また本ブログから保護に関する相談は対応しておりませんので、「みぶ里親会」へお問い合わせ下さいますよう、宜しくお願い致します。
Chirotaへの個人的なお問い合わせは下記フォームからお願い致します。
お問い合わせはこちら⇒メール
 

posted by Chirota at 00:00| 栃木 ☁| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月23日

月命日

今日は輪くんの月命日。
輪くんが亡くなって、1ヶ月経ちました。
1ヶ月前まではまだ輪くんが生きてたんだなと思うと、なんだか信じられない感じです。

前回の投稿の後、輪くんの体とお別れした日のことを書こうと思いながらも、相変わらずやること盛り沢山で書かないまま月命日を迎えてしまいましたが、お世話になった皆さんへ報告したいので、残しておくことにします。

輪くんが亡くなった日は、たまたま姉が有休をを取って実家に来ていたので、姉や実家の家族にも最後のお別れをしてもらおうと思い実家に輪くんを連れて行きました。

年末年始預かってくれていた姉はとても悲しんでいました。 でも姉が来ている日でお別れもしてもらえたので良かったです。なんだか輪くんがこの日を選んだんじゃないかという気にさえなってしまいます。

実家で可愛かった輪くんの思い出話をしたあと、お世話になった病院に挨拶に行きました。何度も入院したり、毎日のように通っていたので、先生方をはじめスタッフの皆さんにもすごくお世話になりました。

亡くなった輪くんを診察室に通してくださり、皆さんで「よく頑張ったね」とお別れをしてくださって、お花も添えてくださいました。ほかにもいろんな方が輪くんにお花をくださいました。

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それから2日間は我が家で安置し、2日後の2月25日の夜にいつもお世話になっているペット葬儀場に予約を取りました。

お別れの日の朝、大好きなシュー兄ちゃんが輪くんに最後の挨拶をしてくれました(ゴハンにつられてるわけじゃないよ!)。

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そして、以前のように一緒に車に乗って、職場へ。

職場でお世話になった人達がお別れをしてくれて、みんなで棺の中にお花を入れてくれました。

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あんなに元気だったのにね、とか、噛まれたよね、とか、よくハンモックから落っこちてたよね、とか、みんなで思い出話をしました、

輪くんにと頂いた毛布に包まれ、お花畑の中で眠る輪くんを車に乗せ、仕事帰りの旦那さんを駅で拾い、葬儀場に向かいました。

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輪くんの小さな体はやっと病気の苦しみから解放されました。きっと暴れまわっていることでしょう。

火葬の間、祭壇の前で待機していたら、葬儀場のニャンコアキラくんが輪くんのお供えをパクパク(笑)。ニャンコ大好きだった輪くんですから、一緒にいてもらえて嬉しかったでしょう。お供え食べちゃっても文句言わないと思います。

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短い一生だったけれど、沢山の人にお世話になり、可愛がられた輪くんは幸せ者だと思います。ボロボロで夜道をフラフラしていた小さな子猫のまま、人知れず亡くなるようなことにならず、本当に良かったと思います。

たまたま輪くんは職場の人の目に留まり、助けてもらうことができたけれど、そういう機会も与えられず死んでいく猫達は数えきれないくらいいます。

保護された時から馴れていた輪くんは絶対生粋の野良が生んだ子ではありません。それまで人のそばにいたはずです。現場は周辺に民家の少ない現場ですから、小さな子猫の足であそこまでたどり着いたとは思えません。餌場でもない、安全でもなさそうな場所に母猫が連れてくるとも考えにくいです。

なぜあの日そこに輪くんがいたかは調べる術はありませんが、とにかくそういう不幸な命が減るよう、餌をやる人は手術してほしい。

輪くんの看病をしている間は、全く時間の余裕がなく、去年から関わっている宇都宮の大繁殖現場の捕獲もお手伝いできませんでしたが、亡くなった後は、春までに1匹でも多くの子のTNRをしなければと、宮ねこ会さんと捕獲作業をしています。これまで捕まらなかった子達なのでなかなか手強いです。

この子は先日手術した子ですが、猫風邪がひどいので治療をすることにしました。しっぽの先が白いので「蛍太」くんと名付けました。

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ひどかった眼はだいぶ良くなりましたが、鼻は依然ズーピーしています。検便したらマンソンと壷型がどっさり。シラミの疑いもあります。やれやれ。

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蛍太くんの現場以外にも、ちょくちょく捕獲相談が入り、何箇所かのTNRに協力しています。
今日も2匹のニャンが我が家に1泊お泊りしています。

ママニャンと

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娘ニャン

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輪くんの祭壇の横がニャンの隔離スペース。

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まるでケージの向こうから輪くんが興味津々で覗いてるようです(笑)

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入れ代わり立ち代わりニャンが来て、輪くん寂しくないね。

どこの現場も、このままではいけない、何とかしないとと行動に移った人達のお陰で手術が実施できています。 自分の飼い猫ではないからと、見て見ぬふりをする人も多いですが、このように行動してくれる人がもっともっと増えて欲しいです。

あとはもっと行政で対策を取ってほしいですね。環境問題でもあるわけですから、各自治体で予算取って手術するくらいしてよ!それと外に出す場合は手術を義務とするくらいしてもらいたい。

今日の子達の現場は、猫嫌いなオジサンが近所にいて、猫の出産中に蹴飛ばして血だらけになってたこともあったそうです。

餌だけやって子猫が生まれては捨てに行ったり川に流したり埋めたりする人もまだまだいます。今日ニュースで野良猫の子猫を埋めた高校教諭のことをやっていましたが、子猫を殺めることに罪の意識がない人が多すぎる。

その高校の野良も今までにも何度も出産しているようですが、誰も「手術しよう」と言わなかったんですね…。「野良が住み着いている=手術しよう」という考えが当たり前になってほしい。

そのためにはそのような野良の手術に協力的な獣医師の存在もとても重要です。今日の子達も相談者さんのかかりつけではもろもろの費用すべて含めてメスの避妊手術は5万くらいするということだったそう。そんなんじゃみんな手術したがらないのも当たり前でしょ。

獣医師会が社会貢献としてTNR用の手術を格安で実施してくれてもいいんじゃないでしょうか?

動愛法が改正され、行政が引き取り拒否できるようになったので、野良猫はますます増える一方でしょう。行政には増えないようにする対策をもっと積極的に取り組んでもらわないと。

輪くん、見守っていてね。

posted by Chirota at 22:50| 栃木 ☀| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月02日

頑張ったね、輪くん

前回の記事を書いて、これから輪くんのことをマメに書いていこうと思っていました。

が、翌日の2月23日(月)、ちょうど1週間前の今日…

輪くんは急変し、私の腕の中で息を引き取りました。


もう先は長くないだろう、という覚悟はしていました。なので、今後は輪くんのことを記事に書いていこうと思っていたのですが…まさか次の日に逝ってしまうとは思いませんでした。

今日は、輪くんの最期のことを書いておきたいと思います。

−−−−−−−−−−

輪くんが呼吸がおかしくなり、最初に胸水を抜いたのが1月27日。その日胸水を抜くと元気になり食欲も戻りガツガツ食べていたのですが、それからまたすぐ呼吸が荒くなり、4日後に2回目の胸水を抜きました。

その後も呼吸は相変わらず荒かったのですが、少しだけでも自力で食べる気力はあったので、何度も鎮静かけて胸水を抜くのも負担になるため、胸水は抜かず、しばらくはインターフェロン注射やステロイド投薬で様子を見ていました。 

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2回目の胸水抜きから2週間以上経過した頃、呼吸がさらに苦しそうになり、まったく自力で食べなくなってしまったので、2月19日にまた胸水を抜いてもらいました。が、胸水はあまり溜まっていませんでした。

レントゲンを見ると肺の方が白くなっており、滲出液が肺のほうに溜まってきているようだということでした。思わしくない状況であることは先生の厳しい表情からも理解できました。

胸水を抜けばまた少し楽になると思ったのに…ウィルスはどんどん輪くんの体を蝕んでいっていました。さらにステロイドの量を増やし、消炎剤・抗生剤・利尿剤も処方されました。これでなんとか肺の水が抜けて呼吸が楽になって欲しい…。

↓この量を朝晩飲ませていました
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全く自力で食べられなくなっても、口の中に高栄養ウェットを入れればちゃんと飲み込んでいた輪くんでしたが、とうとうなかなか飲み込んでくれない状態になりました。無理やり食べさせるのも嫌がるし、呼吸も荒くなってしまうので、ゆっくりゆっくり食べさせ、1日4回、2時間くらいかけて薬と食事を与えました。 

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2月23日の朝、呼吸は相変わらず辛そうで、毛づくろいする余裕もなくなってしまっていましたが、いつものように酸素室で気持ちよさそうに寝ていました。

が、午後1時半頃、輪くんの様子がおかしくなりました。

呼吸がさらに荒くなり、横たわってしまう輪くん。数歩歩いて横たわって、の繰り返し。酸素を口元で吸引させると少し呼吸が落ち着きました。

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でも輪くんの手を触ると体温も下がってしまっていて、嘔吐や失禁もしてしまっていました。

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もっと頑張ってほしかったけれど、もうお別れかもしれない…そう思い、旦那さんにメールしました。

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苦しみだして約1時間半後の14時35分、私の腕の中で最後に大きくあえぐしぐさをした後、輪くんの体から力が抜けました。

輪くん、7ヶ月の生涯でした。

FIPでも予後の悪いウェットタイプ、しかも胸水の溜まるタイプ。呼吸がおかしくなってから約1ヶ月、ずっと苦しかったと思います。沢山の人が「輪くん頑張ったね」と言ってくれました。

ほんとはもう少し頑張れると思っていました。だから出勤日病院に預けるか、前のように職場に連れていこうかと考えていたところでした。もし万一亡くなってしまうようなら、私は病院では逝かせたくないと思っていました。だから、次の日からはまた前のように一緒に職場に行こう、そう思っていました。小型の酸素濃縮器を選んだのは、もし連れていくことになっても持って行けるようにと思ったからでもありました。

でもそうすることもなく、輪くんは逝ってしまいました。最期は苦しそうだったけれど、慣れ親しんだ我が家で、私がいる時で、良かったのかな…。

でも、もっと一緒にいたかったよ、輪くん。もっと看病させてほしかった。気が短い性格通り、もたもたせずに逝ってしまった輪くん。私の気持ちののほうが整理が着かなくて困ってしまいますね。

白血病とFIP、どちらもどちらも根本的な治療方法がない、とても憎たらしい厄介な病気です。いつかこれらの病気が不治の病でなくなる日が来ることを願っています。 

輪くん、よく頑張ったね。お疲れさま。
私のところに来てくれてありがとう。
たった半年だったけれど、輪くんとの日々は私の宝物です。


輪くんが生きた証を残しておきたいので、もう少し、輪くんネタにお付き合いください。

posted by Chirota at 23:02| 栃木 ☀| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月22日

久々の更新〜保護猫輪くんのこと〜

かなりご無沙汰しております。 なんと9ヶ月近くもブログを放置してしまいました。これまで読んでくださっていた方々申し訳ありませんでした。今日は2.22、猫の日ですね!ということでブログ再開記念日ということで 書くことにしました。

ここ数ヶ月は仕事も動物関係もやること盛りだくさんで、いっぱいいっぱいでした。Facebookを始めたので(オープンな使い方はしていません)、投稿の簡便さから日々のことはそっちにアップしたりしてたのですが、つながりのある方でFacebookをやってない方にもちゃんと近況報告しないと、と思って、ブログも書くことにしました。

いろんな案件についてもちゃんとご報告したいことも山盛りなのですが、再開しよう、と思ったもう1つの理由が、今回の記事の内容です。何回かに分けて書こうかと思いましたが、一度に書いてしまいます。長文になりますので、お暇な時に読んでいただけたら嬉しいです。


今我が家には飼い猫・保護猫合わせて11匹のニャンが生活しています。そのうちの1匹が、昨年夏、お盆明けに職場で保護された子猫です。

とある日の夜、職場の人から電話があり、こんな時間にこの人から電話というのは猫だろう、と思ったら、案の定そうでした。敷地内に月齢が小さなガリガリの子猫がヨロヨロと歩いていたそうです。

とりあえず、職場には春にTNRをした際に置きっぱなしになっていたケージがあったので、そこに入れて食餌を与えるように指示しました。 

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翌日出勤して猫の様子を見てみると、歯の状態から生後1ヶ月半弱、という感じでした。体重はわずか290g。目がグチャグチャでガリガリで、声もかすれてひどい状態でした。

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子猫を保護した人と話をし、近くの病院に行って診てもらい、職場の数人で交代で世話することになりました。みんで交代でお世話をしていたので、「輪番」から「輪くん」と名付けました。

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私としては、私があまり前に出ないようにし、保護した人達に責任を持ってもらおうと思っていました。が、輪くんはその後も時々調子を悪くしていたので、夜無人のところに置きっぱなしにするのは心配だったので、結局私が夜は連れて帰るようになりました。朝一緒に行って昼間は職場、一緒に帰ってきて夜は我が家、という生活でした。

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保護当初の状態からはすっかり回復し、眼もパッチリ、声もカワイイ声が出るようになり、メチャかわいいニャンコになりました。人懐っこく、活発で物怖じしない、カミカミ王子の輪くん。里親会に参加するようになり、興味を持ってくださる方は何人もいましたが、なかなかお声がかからない状態が続いていました。

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他のうちの子達はなかなか里親が決まらない状態だから、輪くんはなんとか早く里子に出さなきゃ!と思っていたのですが、その後も体調を崩すことが度々あり、入院することもありました。

そんな治療の際、そろそろ猫エイズ(FIV)&猫白血病(FeLV)チェックもしないとと思って検査したところ、恐れていたことが判明しました。

輪くんはFeLVキャリアでした。

保護していたらいつかこういう子に出会ってしまうであろうことは覚悟はしていましたが、いざそのような検査結果を目の当りにすると、やはりショックでした。猫エイズのほうがまだましだよね、と思うくらい、白血病は厄介なウィルスであることは良く分かっていたので、病院から帰ってきてから自分の食欲もなくなってしまいました。こんなにやんちゃで甘えん坊でかわいいのに、里親探しも難しくなってしまったし、他にたくさん猫のいる我が家では一生隔離生活をしなければならないということになってしまうので、なにより輪くんが可哀想でなりませんでした。

日頃「輪くんは早く里親決めてね!」と言っていた旦那さんになんと説明しようと思いながらも、その夜報告したところ、旦那さんはショックを受けながらも、意外と冷静で「うちで見るしかないね」と。隔離部屋は階段を上がった2階のホール。そこにいる輪くんに「これからここが輪くんのおうちだよ」と話しかけていました。 

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保護した当時の月齢や、その後体調を崩すたびにしょっちゅうインターフェロン投与もしていたことからも、これから陰転する可能性は低いとは思いましたが、インターフェロン治療を開始しました。朝病院に行ってから遅め出勤し、その分残業するという日々。陰転の可能性にかけ、仮に無理だとしてもできるだけ免疫力を高め発症を遅らせられれば、と思っていました。

いつも一緒に出勤していたのでドライブ大好きな輪くん。輪くんの隔離部屋には直接的な窓がないので通院時の車の中が日光浴の場です。

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里親も難しいとは思いましたが、理解ある里親さんがうちより良い環境で迎えてくださるなら、輪くんにとってはうちで隔離生活を続けるより幸せだと思い、里親会には出さずに里親探しは続けていました。 

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そして、今年の正月早々また輪くんは体調を崩しました。

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もともと鼻も眼も喉もひどい状態だった輪くんですが、時々それがぶり返してしまうことがあり、今回も自力で食べられない状態に陥ったので、強制給餌の日々が始まりました。

が、今回は今までとは異なり、呼吸もおかしくなってきたので、診ていただいたところ、胸水がたまっているという診断でした。 

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原因として考えられるのは、白血病からくるリンパ腫かもしれないということで、その場合抗ガン治療を開始するということになりました。治療費も高額になることから、旦那さんに相談したところ「治療してあげて」という返事でした。家族の理解がとてもありがたかったです。

リンパ腫かどうか、はっきりした結果を得るために、遺伝子検査に出しましたが、もう一つの可能性として、猫伝染性腹膜炎(FIP)がありました。

FeLVなうえにFIPなんてことになったらどうしよう…と、検査結果が出るまで不安な毎日でした。

数日後に出された検査結果は、遺伝子検査でリンパ球腫瘍性増殖は認められず、リンパ腫ではないことが分かりました。が、残念なことに、胸水からコロナウィルスが検出されました。

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FIPの診断にはよくコロナ抗体検査が行われますが、抗体価はFIP発症とあまり相関がなく、確定診断には向かないと言われています。今回行ったのは抗体検査ではなく、遺伝子検査で胸水のコロナウィルスの有無を検出するものです(ただの腸コロナの場合は検出されない)。胸水にコロナウィルスが存在した、ということは、輪くんはFIPということになります。

白血病というだけでもつらいのに、さらにFIP…。ダブルパンチでした。白血病もFIP発症の引き金になるようなので、白血病がなければ発症はなかったかもしれません。しかも輪くんの場合FIPの中でもさらにたちの悪いウェットタイプです。そして腹水ではなく胸水が溜まるという厄介なもの。腹水ならまだおなかに水が溜まるだけですが、胸水は溜まると呼吸が苦しくなりますので、見てても本当につらいです。 

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FIPは子猫は特に発症したら致死率100%、根本的な治療方法はなく対症療法しかない。そして発症後あっという間に亡くなることもあります。文献などを見ていると、気持ちが沈んでしまう内容ばかりです。FIP症例を調査したとある文献ではウェットタイプの子の1年後の生存率はゼロというデータを見て、頭では理解したつもりでもやはり必ず近いうちに訪れる輪くんの運命を思うと辛くなりました。白血病だけのほうがまだ長く生きられたかもしれません...。

年末には元気いっぱい駆け回って、年賀状のモデルになってもらった輪くん。カミカミ王子で暴れまわっていたのがウソのようです。

輪くんらしいショット。年賀状には不採用(笑)

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少し前までは、自力でドライを食べたり、ウェットを食べたりもしていました。「これなら食べる!」と思って大量に買っても今度は口をつけなくなる、という事の繰り返し。でも今はそれすらもなく、全く自力で食べられず、毎日強制給仕です。ちょっとやるとすぐ息が荒くなるので、少しずつ休み休み。2.6sあった体重も今は2sになってしまいました。 

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少しでも輪くんが楽になるように、酸素濃縮器を買って簡易酸素室を作りました。

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ネットの情報を参考に使ってなかったフード付きトイレを利用しています。酸素室内は35%前後の酸素濃度を保てています。濃縮器は音が大きいので、ニャンから離れた場所に置いています。

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もしリンパ腫だったら抗ガン治療でお金がかかったはずなので、それがなくなった分そのお金で酸素濃縮器を買おう!と思い、西那須野いぬねこ里親会のとみたさんのところにあるもう少し大型のものも考えたのですが、とみたさん経由で安く買ったとしても両手と片足でもまだ足りないくらいの金額のようなので、悩んだ末これを選びました。 これだとその半分以下の金額です。

小型なので持ち運びもでき、もとは人間用なので猫に使わなくても自分も使えます。猫のサイズなら酸素室内もちゃんと目的の濃度になります。ただしコンプレッサーに負担がかかるため2時間しか連続運転できないのが難点です。同じ製品がOEMで何社か出しているようですが、私が買ったのは国内のメーカーが日本仕様に部品を交換し、保証がしっかりしていることから、これを選びました。

買おうと思ったら、他社品は在庫があるものの、買いたいメーカーのものはどこも在庫切れ。すぐ使いたいのに困りました。なので、直接販売元に問い合わせをしてみたところ、通常だと入荷までしばらくかかってしまうけれど、購入者が初期動作不良等あった時のためにストックしているものが1台あるので、特別にそれを送ってくれるとのことでした。すぐに手配してくださり、翌日には届きました。いい会社です!

さっそく使ってみたところ、やはり輪くんもその中が気もちいいようで、自主的に中に入ります。小型とはいえ決して安い買い物とは言えませんでしたが、毎日大活躍しています。買ってよかったです。 

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輪くんは徐々に病状は悪くなっています。回復してまたもとのやんちゃな輪くんに戻ってほしいけれど、もう無理かもしれません。輪くんはまだ生後7ヶ月。本来なら元気に遊びまくっている年頃です。FIP、本当に憎い病気です。でも輪くんの命が尽きるその時まで、少しでも穏やかに過ごしてほしいです。

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輪くんに関わった人達のためにも輪くんのことは書き残しておこうと以前から思っていたのですが、日々余裕がなく今日まで来てしまいました。他にも沢山報告はあるのですが、しばらくは輪くんネタになると思いますがお付き合いいただけたらと思います。

※マメな管理ができないと思うので、大変申し訳ありませんがコメント欄はしばらく閉じさせていただきます。
ラベル:
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2014年05月26日

5/18イベント&その他もろもろ報告

告知記事を書かないまま終わっちゃいましたが、前々回の日曜日は宇都宮のバンバ広場で開催された、NPO法人日本アニマルセラピー協会栃木中央本部様主催イベント「ペットと上手に暮らすためのいい話」で里親会をやりました。

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当日は壬生との2会場同時開催でしたが、里親会参加メンバーのほか、お手伝いを申し出て下さった小山市のTさんや前回の記事の茶トラのチャーくんの保護主さんご夫妻、チビ猫13匹の現場の子猫を預かって下さっているSさんご夫婦が設営・撤収のお手伝い下さって、とっても助かりました。皆さんありがとうございます。感謝です!

当日の様子は、みぶ里親会Facebookページにアップされているのと(記事はこちら)、毎度ですががっちゃんさんが書いて下さってるので是非そちらを!

(といって、里親会報告記事をサボるワタシ…。)

ちなみに先日の記事で紹介した、飼い主死亡現場からレスキューしジニさんに預かって頂いている「シアン」くんは、このイベントで初参加となりましたが、別の預かりさん宅にいる「さくら&うめ」と2ヶ月ぶりにご対面しました。

左がさくら&うめケージ、右がシアンケージ。
ん?なんか覚えのあるニオイ・・・って思ってるのかな。

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ここの現場の子たちはまだあと8匹現地にいます。ご遺族が世話に通って下さってはいますが、猫にとって快適な環境が維持できているとは言い難く、どうしたもんかと困っていました。

そこで、イベント会場でで久々にお会いした「コンタくん&あずきちゃん」改め「おーちゃん&めりちゃん」の里親さんにちょっと相談してみました。実は里親さんはその現場に近いところにお住まいだったので・・・。

負担にならない程度でかまわないので、現地のお掃除と猫の人馴れ訓練をしていただけないか、とお願いしてみたところ、快く引き受けて下さいました。Tさん、ありがとうございます!

そこで先週金曜日仕事の後合流して現地に行き、一緒に作業をしてきました。

結構長い時間いたせいか、「もしかしたらこの子は馴れるかも!?」と予想していた白黒の女の子が、しばらく高いところからじっと眺めていたのに突然降りてきて、スリスリゴロゴロニャンコになりました(笑)

Tさんが撮って下さった写真。

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この子は里親探しできそうです

里親Tさんは日曜日も現地に行って下さったそうです。ほんとに感謝です!宜しくお願いします。


さらに、バンバイベントがらみの話題。

このイベントの里親会には、「大福」くんというクリーム色の男の子が参加していました。

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大福君は、宇都宮市内の飲食店街で増えてしまった猫達のTNRを行った際に捕獲され、リリースする予定だった子です。でも、ものすご〜〜く人懐っこい子だったので、リリースをやめ保護して里親探しをすることにしました。4/26の記事に書いた「ライライ」くんと同じ所にいました。

大福君を預かって下さっているMさんは、その現場近くのこれまた野良ちゃんが増えてしまっている現場を以前から個人的にコツコツTNRされていらっしゃる方で、大福君のいた現場についてもいろいろ協力して下さっています。

大福くん達の現場はまだまだ解決には程遠く、今後も手術を進めていく必要がありますが、とても個人レベルでできる現場ではないため、今後どうやって進めていくかが問題です。イベントの後、そのMさんご姉妹といろいろお話ができ、今後についても相談することができました。この現場についてもまた改めてきちんと記事に書きたいと思います。

ワタシ好みのぷくぷくの口元の大福くん 里親さん募集中です!

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(保護主さんのお写真を拝借しました)


さらにイベントがらみの報告。

バジミンさんのブログを見てはるばる埼玉からキキちゃんに会いにバンバのイベント会場に来て下さった方がいらっしゃいました。

イベントではグーグー寝ていたキキちゃんココちゃん

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会場でお話が進み、トライアルに出ることになりました

本当はバジミンさんと一緒にお伺いすることになっていたのですが、バジミンさんがご家庭の事情で急遽帰省しなければならなくなり、私の方で土曜日にお届けしてきました。バジミンさんお留守中お泊まり保育に協力して下さったがっちゃんさんもありがとうございました!

直前までがっちゃんさんちでニャンたちと遊んでいたキキちゃん、車に乗せられて、「なんなのー!どこ連れてく気ー!?」と抗議の声をあげていましたが、それもつかの間、さっさと寝てしまいました。

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里親さん宅到着後、先住ワンコとは距離がありましたが、お互い威嚇することもなく、終始マイペースなキキちゃん。暫くはケージの中でグーグー寝てましたが、ケージから出したらすぐおもちゃで遊んでました。キミはどこでもやっていけるね。

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とっても素敵なご夫婦でした。先住ワンのロン君、キキちゃんをよろしくね。

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もっと詳しいお話はバジミンさんのブログを見て下さいね💡


イベントでトライアルの話まで進んだのはキキちゃんだけでしたが、会場にいなかったニャンをご紹介し、後日面会をセッティングすることになった方もいました。

紹介したのは、前回の記事にも書いたクリームトラ親子。先住のニャンコと合う子、ということだったので、多頭慣れしていて穏やかなこの子たちのうちのどちらかでお話を進められないかな、と思いました。

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昨日の里親会の後、保護主さん宅にニャンたちを迎えに行き、希望者さん宅へ行ってきました。残念ながら会わせてみたかった先住ニャンコは、ニンゲンにビビってしまって、姿を見せず。う〜ん、残念。

とりあえずこの日は猫を見ていただくだけにし、どうするかは後日お返事をいただくことになりました。この子たちもケージ暮らしなので、早く出してあげたいです。決まるといいんですが・・・。

あと、前回の記事の後の報告として。

アメショ風ニャンコ「よねちゃん」、無事正式譲渡となりました。名前はリリちゃんになりました🎵

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2週間後再訪問したら私を見て「このヒトダレ!?」状態のリリちゃん。あんなにベタベタだったのに(:_;) まぁそれがニャンコです。

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リリちゃん、終始そんな感じで、すぐコタツに隠れてしまいました。里親さんに対してはすっかり甘えん坊になったようですから、今が幸せならそれでいいんです(^^)

うちでは未手術で、里親さんの方で手術していただくことになっていたのですが、手術の予約を取り、いざ病院に連れて行ったら、なんと手術痕があるかもしれないとのこと。

16匹の子たちのうち、他の15匹は未手術で、この子だけしてたなんてことあるんでしょうか。ひょっとして飼い始めた最初の子がこの子で、出産してしまったからこの子は手術したとか・・・?

とりあえず発情が来ないかしばらく観察することになりました。手術したかどうか判別する検査があればいいのになぁ。血中のホルモンとか調べれば分かりそうだけど。

とにかくよねちゃん改めリリちゃん、幸せにね。他の15匹も後に続け〜。

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現地組のニャンたちの預かりさんも引き続き募集しています!宜しくお願いします。



最後に、ここのところボラ仲間のブログ等で話題になっている動愛職員さんの自死問題について。

新聞記事にも取り上げられたので、動物に関心のある方はみなさんもうご存知でしょう。

おそらく私のブログを読んで下さっている方は、私はどう思っているんだろうと思っていらっしゃるでしょうから、いずれ書こうと思っていましたが、また後ほど別記事で書きたいと思います。

ちなみに、私自身は直接面識のない方でしたので(お姿を拝見したことはあります)、亡くなった職員さんと交流のあった方々の動きを見守っています。そのうえで私にできることをしていこうと思います。

Yさんのご冥福を心よりお祈り致します。


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posted by Chirota at 22:05| 栃木 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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